ご入学・ご進学おめでとうございます。 新しい環境は楽しみですが、慣れるまで毎日お疲れのことと思います。
小学校低学年で新学年になり、さっそく英語の授業もあるようだけれど、
さて、家では英語の勉強、何をしよう?
というお困りごとにお答えします。
英語が授業に入ってくるのは小学校3年生から、
教科として通知表に点数がつくのは小学校5年生からですが、
学校によっては、小学校1年生からすでに英語の時間があります。
そこで今回は、小学校に上がったばかりの低学年のお子さんにおすすめの
自宅でできる英語学習方法のご紹介です。
まず、低学年のお子さんの特性は、以下のような感じです。
- 文字を書くのにまだ慣れていないので時間がかかる
- 集中できる時間が短め
- 文法など抽象的な説明は難しい
このような特性をふまえると、
楽しく、短く、
学習するのがよいでしょう。
これから英単語や英文を覚えていくので、
下準備としてアルファベットをしっかりと書けるようにしておきましょう。
アルファベットは幼稚園(保育園)でやったから書けるよ~
という人は、OK!
さらに進めたい人は、以下のようなワークブックで簡単な単語にも挑戦してみましょう。
文字を書くのに慣れていないため、少量ずつ進めましょう。
アルファベット単体の読みと、単語になった時の読みは異なります。
また、学校でローマ字を習うと、日本語の50音と結び付けて習うので、
どうしても英語の単語もローマ字読みをしてしまう傾向があります。
そこで、学校でローマ字を習う前に、フォニックスを勉強して英単語の読み方を学んでしまいましょう。
学習指導要領には「発音と綴りとを関連付けて指導する」こと
とされているのですが、
学校の授業でフォニックスの学習を取り入れるかは先生によります。
ですので、できればご家庭でフォニックスを学習することをお勧めします。
フォニックスなんて家でできるの??
と思われるかもしれませんが、
今は動画も見れますし、
以下のような音声付きの小学生用のフォニックスのワークがお勧めです。
まだ英語の読み書きは難しい小学校低学年生ですが、
英語の童謡は、楽しくリズムがよいので、子どもはすぐに覚えてしまいますよね。
など、フレーズを頭に入れておくと、後々役にたちます。
先日も中学生のレッスンで「船をこぐ」をすぐに”row a boat”と思いついている子がいました。
英語の歌も幼稚園(保育園)でやったよ~
という方は、英語学習用の歌もよいでしょう。
Eテレには低学年用の番組もあるので、こちらも利用するとフレーズの習得に役立つでしょう。
小学校低学年は、音声や話し言葉が優位です。
楽しく、短く、
上述したような方法で、
・アルファベットを一通り書けるようになったら、
・フォニックスで英単語の読み方と発音を学び、
・英語の曲などで知っている英語のフレーズを増やす、のがおすすめです。