ディズニーアニメは老若男女問わず楽しめて、特に子どもは大好きですよね。
子どものころに何度も繰り返し見たディズニーアニメがある、という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなディズニーアニメを使って英語を学習する方法をご提案します。
みなさん、お気づきかと思いますが、ディズニーアニメは英語学習にとても適しています。
動画で学ぶというのは映像の補助があるため、文脈が分かりやすく、どんな場面でどんな言葉を使うというのが学習しやすいのでとてもおすすめです。
そんな中でも、ディズニーアニメは子供の視聴者を対象としているのでお話が分かりやすく、動画だけでも大体何を言っているかの察しがつきます。
ストーリーも映像も視聴者を飽きさせないような工夫がされているので、最後まで楽しめます。
子ども向けなので、英語の表現も難易度の低い言葉が使われています。
易しめとはいえ、日常会話で使用するイディオムなども多用されるので勉強になりますし、大人向け映画と比べてスラングが少ないのも学習用教材として適しています。
とは言え中学英文法レベル程度の英語力は必要としますので、まだ英語はそんなに習っていないよ~という方は、後に記載する小さい子用のコンテンツや歌から入るのもよいでしょう。
セリフの表現が難しくなく、発音がはっきりと聞き取りやすいです。
聞いて理解するだけでもリスニングの練習になりますし、会話を真似して、シャドーイングをするとスピーキングの練習になります。
シャドーイングとは、セリフの少し後から同じセリフをかぶせて唱えていく練習方法です。
ぜひ役になり切ってセリフを真似してみましょう。
そんな英語学習に最適なディズニーアニメの入手方法をいくつか、ご紹介します。
月額990円の定額でディズニーアニメを楽しめます(最新映画など一部は別料金です)。
ディズニー映画はもちろん、ディズニー系列のピクサー、マーベル、スターウォーズ、ナショナルジオグラフィック、20世紀スタジオなどの映画を配信しています。
人気の韓国ドラマの限定配信もありますよ。 英語学習にはディズニー映画はもちろんのこと、例えば以下のような幼児向けのコンテンツもありますので、小さなお子さんでも楽しんで英語に親しめます。
Disney+には小さい子向けのコンテンツ「ディズニージュニア」があります。
おすすめアニメをいくつか紹介しますね。
ミッキーマウスクラブハウス
合言葉を言ったり、ものの場所は?とか、形は?など、視聴者に語り掛けるスタイルです。
「あそこ~」”There!” など答えながら見られます。
プーさんといっしょ
6さいの女の子ダービーと、プーさん、ティガー、ピグレット、イーヨー、ラビットなどのなかまたちが「スーパー探偵団」”Super Sleuth”を結成して探偵をします。
Disney+のサブスクリプションで色々な動画を見て楽しむのもよいのですが、それには視聴している期間は月額990円を払い続けなければいけません。
そこで、今の時代にアナログと思われるかもしれませんが、DVDを入手する、金曜ロードショーなどで放送している映画を録画したものを視聴するというのもよいと思います。
学習効果の観点からは、サブスクリプションで動画を見るのがワークブックを手当たり次第購入して、部分的に少しづつ学習していくようなのに対して、DVDや録画した作品を何度も見るというのはワークブックを1冊買って繰り返し解くようなもので、同じ英語に慣れてより確実にフレーズを覚えていくことができるため効果的です。
ですので、例えばサブスクリプションで好きなディズニー映画を見つけたら、そのDVDを購入して(または録画して)、何度も繰り返し見る、というのもおすすめです。
購入先は、アマゾンなどから探してみましょう。
少し変わり種ですが、ディズニーの人気と英語学習に適しているのを利用して、CD付きの英語学習教材も販売されています。
英語学習を一番の目的として時間を効率よく使いたい場合は、こちらもお勧めです。
こちらの「ディズニーの英語」シリーズは、元のお話から短く作り直し、初心者用に易しくまとめています。初期のものはCD付き、最近作成されたものは音声をダウンロードするようになっています。
一通り意味を確認したら、CD・音声でリピーティング、シャドーイング、または、何かをしているときに音をかけ流したり、子守唄代わりに就寝前にかける、という使い方もできますね。
ディズニーは英語の名曲も沢山ありますね。
歌で学ぶこともできます。
例えば、リトルマーメイドの“Under the sea”、アナと雪の女王の”let it go”などは、一度聞いたら口ずさんでしまいますよね。
歌だけであれば、気に入ったものをYouTubeで流すこともできます。
それでは、小学生がディズニー映画で英語を学習する場合の活用方法をご提案します。
字を読むのが難しい小さいお子さんは字幕なしで英語音声に親しみましょう。
前述したように、特に小さい子向けコンテンツは、ものの名前を英語で言う、ものの場所を英語で言うなど、動画の補助で理解できるようにできています。
全てを理解できなくても、繰り返しの部分や分かる部分を唱えられればOKです。リスニングや発音の練習になります。
小学校高学年のお子さんの場合は、小さい子向けのアニメよりも内容が充実したお話を好まれると思いますので、字幕を使って意味を確認しましょう。
まずは、日本語字幕で意味を理解しながら英語音声を聴きましょう。 これだけでも部分的にわかるところもあると思います。
単語をいくつか知っていて英語がある程度読める場合は、英語字幕にチャレンジしてみましょう。字幕で英語を確認して、気になった英語、使えそうな英語はぜひ単語帳に書き留めておきましょう。
親御さんにも学べることがきっと沢山ありますので、一緒に視聴されて「これはどういう意味かね~」と調べてみたり、「〇〇は英語でこういう風に言うんだね」と話し合われるとより効果的です。
小学生の英語学習には、全スクリプトをダウンロードするなどの必要はありません。
基本的には、部分的に理解できて、フレーズが覚えられればラッキーという感覚で
ディズニー映画を楽しみましょう。
それでは、英語学習にもおすすめのディズニー映画をご紹介します。
好きなアニメで、日本語でも見て、お話を知っているものがよいと思います。
Frozen「アナと雪の女王」
触れたものを凍らせたり、雪や氷を作る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女エルサと、妹のアナのお話です。
Sing「シング」
有名な歌が沢山出てくるので、楽しく歌って視聴することができます。
Boss Baby「ボスベイビー」
アニメシリーズにもなっているボスベイビー。
BayMax「ベイマックス」
東京とサンフランシスコを混ぜ合わせた未来の架空の都市「サンフランソウキョウ」が舞台になっています。
東京の風景も取り入れられています。
Finding Nemo「ファインディングニモ」
オーストラリアにあるグレートバリアリーフの海が舞台です。カクレクマノミのマーリンがダイバーに連れ去られた息子のニモを探すお話です。
Toy Story「トイストーリー」
ディズニーが作った初めてのCGアニメーション作品。現在Toy Story 5までシリーズが作られており、Toy Story 6が2030年に公開される予定です。
ディズニー映画は、英語学習の教材としてとても適しています。
ぜひ、楽しく学べるディズニーアニメでの学習を取り入れてみてくださいね。