/*line広告ベースコード*/

Country, nation, stateの違いは?

本日のレッスンであった質問、

countryとnationは日本語では両方「国」だけれど、どこが違うのでしょう?

もう一つ、stateも「国」の意味で使われるのですが、
country, nation, stateにはどのような違いがあるのでしょうか。

country, nation, stateは、全て「国」の意味で、入れ替え可能に使われることが多いのですが、
意味合いによっていずれかが好んで使われる場合もあります。
違いを見ていきましょう。

Country:土地の意味合い。

区切られた領土とそこに住む人」というニュアンスで、国土、祖国、領域などの意味があります。

「国」のなかで最も広い意味でつかわれる単語です。

例えば、「祖国」home country、「島国」island countryなど、土地の意味合いが強いですね。

Nation:文化、歴史、部族の意味合い。

国民、部族など、「一政府の元で共通の祖先、文化、言語などをもつ国民から成る国家」を指します。

「国連」は、United Nationsですが、
国連の目的は、「国際平和と安全の維持(安全保障)、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現」なので、nationがふさわしいです。
「国歌」national anthem、「祝日」national holidayなどは国の文化ですね。

State:政治的な意味合い。

政治的な国同士の条約、主権」といったときに使用されることが多いです。
「国家元首」head of state、「連邦」federal stateなど、政治的な文脈で使用されます。

このように、日本語と英語は一対一で対応する単語は1つもありません。
ですので、英単語だけ覚えて日本度と置き換えるだけでは適切に使えないわけです。
文脈で理解するのが大切なので、英語の読み物やドラマ・映画・アニメ・ニュースなどにも少しづつ触れていきましょう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です