新しいクラスでは英単語暗記のペースをそろえています。
単語暗記の試行錯誤はこちらに記載しています。
これには、
・みんなで一緒に単語の意味が確認できる
・みんなで一緒に暗記に取り組める
といった利点があります。
そこで、同じ単語を覚えている利点をさらに生かして、
単語暗記アプリでその回に覚えるフラッシュカードを作り
クラスのみなさんに提供してみることにしました。
生徒さんたちにより気軽に、効率的に、
単語の暗記を続けてもらうため、
良い単語暗記アプリはないか、今までも試してみたりはしていたのですが、
なかなか使い勝手がよいものがなかったり、
有料だったりして、生徒さんに単語に課金してもらうのも、と
思っていたところ・・・、
先日、なかなか良いアプリを発見したのです!
その名は、Ankilot!
新クラスの生徒さんたちに
お試しで作成して、使ってもらっています。
今のところなかなか良い感じなので、ご紹介します。
教室で使えるアプリとして、
・私がパソコンで作成できて(csvファイルなどでアップロードして作成)、
・みんなで共有できて、
・パソコンでも、携帯(AndoroidとiPhone両方)でも使える
という、機能が欲しかったのですが、
こちらのアプリはこれらの条件を満たしていて、今のところ宣伝などもついていないようです。
そして、上の条件に加えて、
もちろん直感的で(説明書なしで使えて)使いやすくなければみなさんに使ってもらえないのですが、
機能がごてごてついていないので、
私でも、小学校高学年の生徒さんたちでも、
使い方がわからない~😱、とはならず、使えています👍。
Ankilotを使ったフラッシュカードの作り方
このアプリを試してみたい方に、
単語帳を作る手順を簡単にご紹介しますね。
もちろん、カードに1枚1枚入力することもできますが、
csvファイルで単語リストを作成して、アップロードすることでも作成できます。
私は教材作りにはパソコンがメインなので、csvファイルでアップロードする方法をご紹介します。
①csvファイルに日本語、英語を併記したリストを作る
csvファイルとは、内容をコンマ(タブでもOK)で区切ったファイルで、
テキストエディタでも、エクセルでも作成できます。
私は、エクセルの方が楽なのでエクセルで作成しています。
エクセルを開いて、日本語、英語、を入力し、
保存するときにcsvファイル形式で保存します。
情報が小さいのでファイルサイズも小さくなります。
このように、日本語、英語のリストを作ります。
作成したら、csvファイルとして保存します。
そのまま、Excelファイルとして保存しないように、「ファイルの種類」からcsvを選択してくださいね。
Excelがなければ、テキストドキュメントなどにコンマで区切ったリストを作成してもOKです。
②csvファイルをアップロードする
作成したcvsファイルをアップロードします。
Ankilotの「ホーム」から「つくる」を選択します。
CSVボタンをクリックして、作成したcsvファイルの場所を指定します。
アップロードできたら、「単語帳を保存」で完成です。
これで、自動的にフラッシュカードができます。
作成するときは、公開の範囲(全体に公開、限定公開、非公開)が選べます。
③URLを生徒さんに教える
フラッシュカードを共有するにはURLをお伝えして、そこからアクセスして使っていただきます。
生徒さんたちは、URLにアクセスしてフラッシュカードが使用できます。
フラッシュカードでは、音声で単語を読み上げてくれたり、
順番をシャッフルしてくれたり、
もちろん、覚えた単語をチェックする機能もあります。
皆さんに実際に使った感想を聞いてみると、
「これいいね!」ってお母さんが言っていた~
ないよりはある方がいいかな~
という反応でした。
使ってくれるなら、また作成するかな、
と思い、今のところ作成を続けています。
Ankilotは、現在は無料ですが、ユーザが増えて安定してきたら有料になるかもしれませんね。
開発者への寄付も募っているので、
今後も使えると思ったら、寄付や課金(払える範囲であれば)に協力させていただきたいと思っています。
フラッシュカードアプリをお探しの方、お試しあれ~。